日本人が大好きな投資方法として高配当株を狙った投資があります。
インドネシアでは高配当利回り銘柄が多く、安定したインカムゲインを狙うことができるため、ポートフォリオに組み込む方も多く見受けられます。
今回はそんな高配当株を狙える投資銘柄を選定してみたいと思います。
ちなみに、日本から投資する場合には配当金に対して源泉税20%がインドネシアで徴収されたうえで、日本側でも源泉徴収が発生しますので日本からインドネシアの投資は全くお勧めしていません。
詳細はこちら 【二重課税】日本からインドネシアへ投資する際の課税問題
一方で、インドネシア在住の方が投資をされる場合、配当金に対しては無課税(再投資が条件)となっており、
インドネシアの税制上も優遇されている投資方法の1つです。
高配当銘柄を選定する
高配当銘柄については厳密な定義はありませんが、このブログ記事では配当利回りが高く安定している銘柄と定義します。
配当利回り(%)= 1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100
例えば、株価1,000ルピアの銘柄が100ルピアの配当を出せば、配当利回りは10%となります。
要件1: インドネシア証券取引所の高配当株価指数 IDX High Dividen 20 から選定する。
要件2: 昨年度実績で7%以上の利回りが見込まれる銘柄とする。
(インドネシア国債で利回りが6%超見込まれるため)
要件3: 収益性が十分高い / 株価が上がりすぎていない目安としてPER10倍以下とする。
要件4: 安定して配当利回りが狙えることを重視し、天然資源(石炭・ガス)関連銘柄などは除外する。
上記の要件で抽出したデータは以下の通り。
高配当株価指数 IDX High Dividen 20 のうち、半分以上が上記の定義から除かれ、銀行セクター中心のポートフォリオになってしまいましたが、この投資先であれば毎年10%弱の配当金を受領しながら長期的には株価の値上がりも期待できると思います。
