証券会社から月末レポートが到着しましたので、2021年3月の株式市況の総括と
個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。
2021年3月度(1Q)インデックス指数の推移
インドネシア総合指数(IHSG)
5,979ポイント ⇒ 6,071ポイント +92ポイント + 1.5%
2021年3月度1Q 市場動向概要
【トピック】コロナ第4波への警戒感が高まる
コロナワクチンの完成に伴って強気相場に転じていた2020年後半の株式相場から一転、2021年第1四半期は世界全体がやや弱気な相場に見えます。
アストラゼネカ製ワクチンの副作用問題に加え、変異種の流行によるコロナ第4波への警戒感から、世界的に株式相場は軟調、インドネシア株式市場もそのあおりを受け積極的な売買がありませんでした。
執筆時点の5月中旬時点では、ビットコインの暴落や米国利回りの上昇も始まっているなど株価が弱含みする原因が噴出しています。 株式市況が再び上昇トレンドに転じるにはもう少し時間がかかるかもしれません。
インドネシア国内のコロナ状況としては、コロナ感染者数は横ばいで推移しています。
ワクチン接種がインドネシアでも開始されていますが、一日当たりワクチン接種数は20万人程度で推移しており、2021年度末までは気を抜けない状況です。これまでも、長期休暇の後に陽性率が上昇する傾向にありました。
2021年5月のレバラン後に感染者数が上昇する可能性もありますので、もう少し様子を見ないと積極的な買いチャートには移行しないかもしれませんね。
【個人成績】市況が芳しくないときは、トレードしない!
確定利益 無し
前四半期の含み益+24百万ルピア ⇒含み益+20百万ルピア
2021年度1Q迄の総合運用成績は ▲4百万円 ルピア
今四半期は市況が不安定だったことから、トレードも積極的に行いませんでした。
休むも相場です!
ただ最近になって銀行、建設業銘柄などで割安感のある大型株もいくつか出てきているように見受けられます。
ワクチンも開発された今、コロナは必ずいつか収束します!
それを念頭に考えると、今が仕込みのベストタイミングかもしれません