【運用結果】2020年12月度 (4Q)株式投資の損益報告

証券会社から月末レポートが到着しましたので、2020年12月の株式市況の総括と

個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。

2020年12月度(4Q)インデックス指数の推移

インドネシア総合指数(IHSG)

4,870ポイント ⇒ 5,979ポイント  +1,109ポイント + 22.7%

管理人
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ここ3か月は信じられないほど強気な相場へ変貌しました


皆さんご存じの通り、コロナワクチン完成の報道が続々と伝えられると、2020年度末にかけて全世界的に強気な相場が形成されました。

一時期、米大統領選のイザコザから急落する場面もありましたが、上昇トレンドは転換せず、2020年度末まで急騰を続けました。

2020年12月度4Q 市場動向概要

【トピック①】ワクチン完成により超強気相場へ

2020年後半の株式相場の急騰は、言うまでもなくアストラゼネカ社などが開発したコロナワクチンへの期待感が高まったためです。

コロナ感染者数はコロナ第三波の影響で全世界的に感染者数がうなぎのぼりとなっていますが、市場ではコロナ収束への期待感が先行しリスクオンのムードです。

インドネシアの感染者数は減少傾向を全く見せておらず、年末にかけてPSBB(大規模社会制限)のさらなる強化が告げられましたが、それでも上昇トレンドは継続しています。

管理人
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インドネシア国内の事情は関係なしに米国株が上がればインドネシア株も上がるカオス相場

【 トピック②】世界的なバブル相場へ警戒!

新型コロナウィルスの蔓延により、経済活動が大きく縮小し、2020年の前半はほぼすべての銘柄で株価急落していましたが2020年後半にかけて、コロナ前の株価水準までほぼ全戻しとなりました。

実際にはまだまだ各種活動の自粛を余儀なくされているにも関わらず、コロナ前の株価水準となっておりぷちバブル相場感は否めません。

執筆中の2021年1月末時点でボラティリティはかなり高くなっていますので、ここから1か月程度は株式市場のクラッシュに注意が必要だと思います。

【個人成績】上昇トレンドに乗りしっかり利益確定

確定利益 +20百万ルピア

前四半期の含み益▲59百万ルピア ⇒含み益+24百万ルピア

2020年度4Q迄の総合運用成績は +111百万ルピア

 強い株式相場に支えられ大きくプラ転することができました。特に含み損の多かった建設銘柄や鉱山銘柄が大きく株価が上昇したのが大きかったです。

2021年の前半は株価相場がやや不安定になるのかなと予想しているので、ディフェンシブ銘柄を中心に投資を増やそうと思っています。


コメント

  1. Suzuki より:

    いつも情報をありがとうございます。
    興味深く毎回拝読しています。
    管理人さんは、インドネシア在住とのことですので、日本での株取引は全く行っていない感じでしょうか。
    海外在住者は、海外居住先での資産運用のみ可能なんですかね。基本的なことをお尋ねしてしまい、すみません。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      あまり知られていませんが海外赴任期間は日本の銀行口座や証券口座を維持することは不可とされているのが一般的です。
      つまり海外赴任前にすべて解約せよというのが原則で、駐在中は日本の証券会社経由での投資運用はできないということになります。(Nisaなど含む)

      とはいえ今はスマホ1つで取引完結しますので、駐在中もちゃっかり日本株投資を続けていたなんて話もあるんだと思います。
      ・・・が、あくまで自己責任ということで各自ご判断ください。

      • suzuki より:

        やはりそうなのですね。
        ご丁寧にありがとうございます。
        現在は、インドネシアの銀行金利もどんどん下がっていますし、証券口座を開こうかなと思っています。コロナ禍で銀行にいくこともままならないですが、どのように証券口座を開設できるか、オンラインで可能かなどまた説明していただけるととても嬉しいです。