証券会社から月末レポートが到着しましたので、2019年9月の株式市況の総括と
個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。
2019年9月インデックス指数の推移
インドネシア総合指数(IHSG)
6,328ポイント ⇒ 6,169イント ▲159ポイント ▲2.5%
2019年9月月 市場動向概要
【今月のトピック1】たばこ販売価格35%値上げ
先月から予想していた通り、9月18日のFOMCを控え、
月初めから方向性の乏しいレンジ相場となりました。
そんな状況の中、インドネシア政府は来年1月1日より、
たばこ販売価格35%値上げを突如公表したことで大混乱となりました。
インドネシアのたばこ産業は従業員数は600万人を超える一大産業ですので、
ここまで厳しい締め付けがなされることは想定されていませんでしたので
大手たばこ企業2社(グダンガラム・HMサンポルナ)は20%を超える大暴落
発表された指標が弱含みしたことも相まってこの日を境に下目線にトレンド転換しました。
【今月のトピック2】インドネシアの経済指標悪化中
9月日には中央銀行の月例会合が開かれ
インドネシアの政策金利を5.50%⇒5.25⁰%へ0.25%利下げすることを発表
米国の利下げを睨み3カ月連続の利下げしましたが、市場は既に織り込みずみで
為替市場は横ばいで推移しました。
動きがあったのは、9月25日インドネシアの経済成長率の下方修正が伝えられ、
市場は一旦弱含みとなりました。
【今後の展望】国内情勢不安と米中貿易摩擦に警戒
インドネシアでは人種差別発言に端を発したパプア州での抗議活動や
KPK(汚職撲滅委員会)の権限縮小への反対デモ等が連日起こっています。
今のところ、前回の大統領選の時の様な市場への影響は限定的ですが、
今後も一時的な急落リスクはありそうです。
大統領が頃合いを見て自体収束に動くことを期待しています。
上昇トレンドのきっかけとなりそうなのは、やはり米国のFOMCですね。
経済指数が軒並み悪化しており、景気後退の気配が漂っていますので、
積極的な利下げ継続へと動いた場合には、リスクオン相場へ移行する可能性は高いです。
【個人成績】割安株を追加買い増し!がっちりホールド体制が完成
8月度の総合運用成績は +1百万ルピア
今月は割安銘柄を少し買い込みました。たばこ銘柄のグダン・ガラム(GGRM)と
建設銘柄のワスキタ(WSKT)等が売られ過ぎかと思います。
今後は株価急騰した場合を除いて基本がっちりホールドする予定です。
とはいえナンピン資金を2回分残している状況ですので、
もう少し下値を探る場合には、様子を見て追加買い増しします。
利益確定 + 0百万ルピア
2019年度のトータル運用成績は+15百万ルピアとなりました。
前月末の含み益▲8万ルピア ⇒含み益▲7百万ルピア
次回からは四半期ごとの更新に変更
正直、仕事をしながらのエントリーのため、記事は月3つ程度が限度です。
今持っている株式は強めにホールドしようとも思っているので、
これを機に時間配分を変更して、業績報告以外のエントリーを増やします。