コロナショックが全世界の経済に大打撃を与えています。
2019年度まで右肩あがりで成長してきた世界中の株式市場が軒並み暴落しました。
執筆時点の2020年3月13日時点で、米国ダウは直近最高値から20%超の下落、これに釣られる形で全世界の株式市場が同時安となっています。
インドネシアの株式市場も、この影響から2020年3月13日にIHSG 4,640ポイント、直近高値から約30%の大暴落を記録しています。
現在のインドネシアの状況
インドネシアでも執筆時点の3月13日時点で69人のコロナ感染者が発覚しています。
マスクをはじめとした衛生用品や食品の買い占めのニュースもいくつかみられ、マスコミ報道もコロナ関連のニュースばかりとなっています。幸いにもパニックには陥っていないものの、心理的にはかなり悲観的となっています。
また、ジャカルタのアニス知事は博物館や学校を2週間閉鎖することを決定するなど、実体経済への影響は避けられない状況です。
また国際貿易でもインドネシアの輸入、輸出先の上位はダントツで中国とアメリカですので、この2国間の経済がこれからどのように推移するかはインドネシア株式市場にも大きな影響を及ぼしそうです。
現在の含み損がヤバい・・。
コロナショックの影響で、インドネシア株式の含み損が大変なことになっていまいました。
△106百万ルピア △31.8%
でも、実は精神的には全然へこたれていません。
むしろ、安値で買える絶好の機会!
3月下旬にかけて少しづつ買い増ししていく予定です。
今想定しているメインシナリオとしては、インドネシアも含めコロナウィルス防止に向けた経済活動の自粛がより促進されることを警戒し、追加で10%程度は下落の余地があると見ています。
一方で、コロナウィルスの発信源であった中国は、しばらくすれば経済の正常化が見えてきていますし、今後は各国の政府による財政出動や利下げよる景気底上げ等が具体化してくる可能性が高いです。
今回の下落幅の半値くらい、IHSG 5,300ポイントあたりまでは反発が期待できそうです。