証券会社から月末レポートが到着しましたので、2019年3月の株式市況の総括と個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。
2019年3月 インデックス指数の推移と概況
インドネシア総合指数(IHSG)
6,443ポイント ⇒ 6,468ポイント +25ポイント +0.4%
大統領選を4月に控え、2019年3月の株式市場は軟調に推移しました。
月初は米国の雇用統計が振るわなかったこともあり、世界的に株価低調となった影響から下落傾向の中スタートしました。
3月15日には大手格付フィッチがインドネシアの信用格付けを「BBB」の据え置き判断、見通しを「安定的」としたことで多少株価は回復しましたが、大統領選が4月に控えていることもあり大きな買い越しにはつながらなかったように思われます。
以前の記事”【トピックス】2019年度 大統領選の結果予想”にて記載したように、私は2019年の大統領選もジョコウィ氏が再選となると予想しています。
特に外国人投資家がリスク回避のために残高を減らしている今こそ株式の買い時と考え、いくつかの銘柄について投資残高を増やしています。
ジョコウィ氏が再選されれば、主要な大臣の変更はないものと思います。特に財政赤字やルピア安への対応力が高いと評価されているスリ・ムルヤニ財務大臣が続投ということになれば外国人投資家の株買いを誘発するものと想定しています。
【個人成績】今月の運用成績は ▲11百万ルピア!
前月末の含み益残高+13百万ルピアからのスタートでしたが、
月初から株価が下落し、かなり深めに設定していた利確ラインまでも瞬間的にタッチしてしまい、利益確定額+2百万ルピアまで溶かしてしまいました。
また、月末にかけても株式市場は軟調でしたので、3月末時点の含み益はゼロ の着地となりました。
3月度の総合運用成績は ▲11百万ルピア
2019年度のトータル運用成績はこれで +11百万ルピアとなってしまいました。
株式市場全体が軟調でしたので、もう少し早めに利確をしておくべきだったことは反省点です。しかし、たまには運用益がマイナスとなる月も出てくるのは当然ですので、また4月以降運用益が伸ばせるように頑張ります。
【今後の展望】大統領選がどう転ぶかに注目
なお4月17日は株式休場が決定したのでご注意を!
今年の最重要イベントである大統領選の投票日が4月17日に迫ってきています。
今のところ、両陣営間の重要なトラブルや事件も発生しておらず、平和的に大統領選が終わるものと信じていますが、何があるかわかりませんので、ロスカット設定だけは忘れずに。
また、大統領選の日は祝日となることが4月8日の大統領令で確定しました。
例年同様の対応ですが、インドネシア証券取引所(IDX)も休場となります。
選挙当日は株式取得、売却はできませんので、事前に対応を検討することをお勧めします。