証券会社から月末レポートが到着しましたので、2019年7月の株式市況の総括と
個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。
2019年7月 インデックス指数の推移
インドネシア総合指数(IHSG)
6,358ポイント ⇒ 6,390ポイント +32ポイント +0.5%
2019年7月 市場動向概要
先月6月に大統領選が最終決着となり、活気のなかった株式市場。
積極的な買いが入ってくることを期待したいところですが…..。
【今月のトピック 1 】
米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利利下げについて、
事前の利下げ予測が高まったことを受け
7月18日はインドネシア政策金利を6%⇒5.75%へ0.25%の利下げ発表、
先んじてルピア安防衛へ動きました。
…が、市場はすでに織り込み済みであったとして株式市場の反応も限定的。
【今月のトピック 2 】
そのFOMC発表前には、リスク回避の株式ポジション整理のため
世界的に株式は軟調、インドネシア株式市場もこれにつられ軟調となりました。
8月1日には当初の予測通り0.25%の利下げとなったものの
市場では織り込み済みであったことから、トレンド転換点とはなっていません。
7月はスイングトレードに挑戦!
米中貿易戦争の解決がまだまだ見えてこない状況では
一定のレンジ相場を行ったり来たりするのではないかという想定から、
今月は短期でのスイングトレードを戦略として株取引をしました。
今回、狙った銘柄は大型株かつディフェンシブ株を中心に5銘柄程度、
厚めのサポートラインでエントリー、10%~15%反発したところで利確
という単純明快な戦略です。
大型株を選択したのは、主に2つの理由からです。
1.サポートラインで安定して反発しやすく短期的な利益を取りやすい
2.板が厚く、売買注文が約定しやすい
1ロット=10百万ルピアを目安に10回程エントリーしましたが、
勝率は80%程度と非常にうまく利益確保ができました。
【個人成績】ついに2019年度の損益はプラス転換
7月度の総合運用成績は +7百万ルピア
7月のレンジ相場の中でスイングトレードでの利益積み増しが功を奏し、
2019年度のトータル運用成績は+6百万ルピアとなりました。
前月末の含み益▲7万ルピア ⇒含み益▲7百万ルピア
先月から損切のタイミングを見計らっている銘柄があるのですが、
反発期待でずるずると保有してしまっています。
もう少し耐えてみます。
【今後の展望】
8月も米中貿易摩擦の問題が解消されない限り、
一定のレンジ内で動くのではないかと想定します。
また、7月末のFOMCでは0.25%の利下げはあったものの、
利下げが継続するのかは不透明な状況もレンジ相場と判断する根拠の1つです。
今月も7月同様スイングトレードを中心のエントリーを計画しています。
しかし、FOMCでの利下げ継続が確定的となれば
リスクオンの相場が復活する可能性もあり、
長期保有目的のポートフォリオ形成も見据え少しずつエントリーします。