【運用結果】2021年12月度 (4Q)株式投資の損益報告

証券会社から月末レポートが到着しましたので、2021年12月度(4Q)の株式市況の総括と個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。

2021年12月度(4Q)
インドネシア総合指数(IHSG) の推移

6,287ポイント ⇒ 6,581ポイント  +306 ポイント +4.9%

3Qでの想定通り、直近最高値の6,700ポイントはかなり分厚い天井を形成していました。

管理人
管理人
この水準での売買は躊躇し、ほとんど売買できませんでした…。


ブログ更新時の2月時点では既に史上最高値の6,700ポイントを抜けました。これだけ6,700ポイントラインでの攻防があったわけですから、次は6,700ポイントが下値抵抗線として機能することが期待できます。

2021年12月度4Q 市場動向概要

【トピック1】オミクロン株蔓延でも、株価は下落しない

世界的にオミクロン株によるコロナ第六派が蔓延してきましたが、株式市場への影響は限定的です。

管理人
管理人
一時的にコロナが広がったとしても1か月程度でピークアウトすることが分かっているので、株式市場はもはや大きな懸念があるとは考えていません。

【トピック2】米国インフレが止まらない!

投資家の最大の懸念は、コロナの蔓延ではなく米国のインフレ率の上昇です。

これまで米国のインフレ率の上昇はコロナ収束時に発生する一時的な消費の拡大 / 一時的なエネルギー価格の高騰を原因とした一過性のものであるととらえられてきました。

しかし、結果として長期にわかり物価上昇が継続していることから、FRBによる利上げ観測が2022年の前半に行われるとの分析も出始めています。

管理人
管理人
利上げ幅も通常の0.25%ではなく一気に0.5%とする可能性もあると睨んでいます。

米国の利上げにとドル高ルピア安が一段と進むことへの懸念から一時的にインドネシア株式相場が弱含みする可能性はありますが、このタイミングこそ株式買い増しチャンスかもしれません。

これまでのインドネシア中銀の動きからすれば躊躇なくインドネシアも同様の利上げを追随すると想定されますのでルピア安は一時的かと思います。インドネシアの消費者心理は既に十分回復していますので、利上げにより若干悪くなったとしても長期的には問題の無い水準であるとの予想です。

【個人成績】2021年は年間50百万ルピアの利益確保

確定利益 +31百万ルピア 受取配当金 +1百万ルピア

前四半期の含み益▲1百万ルピア ⇒含み益▲20百万ルピア

2021年度の年間総合運用成績は +50百万 ルピア

この半年間で急激に含み益を伸ばした石炭銘柄、ついに手仕舞いしました。

UNVR(ユニリーバ)の想定外の下げに対して、結局損切りできず含み損が残ってしまったのは心残りですが、2021年度通期で利益が確保できたのが何よりうれしいですね。

これで 4年連続での利益達成です!

実績反映は次の四半期になりますが、ADMRというIPO銘柄がとんでもなく高騰し2022年度も絶好調の滑り出しとなりそうです。IPO銘柄はリスクがかなり高いので初心者にはお勧めしませんが、一発当たると大きな利益になるのが嬉しいですね。