IPOの申し込みは、e-IPOサイトから!
インドネシアにおけるIPOの申し込みは、口座開設した証券会社経由ではなくe-IPOというサイトから申し込みをすることがすることが一般的です。
日本では、IPO銘柄の主幹事の証券会社に口座を持っていなければ申し込みができませんが、インドネシアでは証券会社はどこの証券口座をもっていても参加可能で平等に割り当てがされるのが大きな特徴です。
【事前準備】e-IPOのアカウント登録手順
証券口座開設したら、e-IPOの登録をこちらから開始しましょう
①Daftar メニューから、登録するメールアドレスを入力
②画面の指示に従って必要情報をインプットしてください。
③登録したメールアドレスにリンクが送られてきます。
ログインして電話番号認証を行ってください。
④ e-IPOのアカウントと、自分の証券口座の紐づけを行います。
e-IPOにログインしたらダッシュボート→自分の名前→プロフィールを選択します。
Partisipanの欄には、口座開設している証券会社の名前を入力して送信すると証券会社側に承認依頼が送られます。
⑤証券会社側に認証されるとメールが来ます。これでひとまず登録完了です。
証券会社が複数保有されている場合には、④、⑤を繰り返してください。
【申し込み】e-IPOでの申し込み手順
① e-IPOのサイトにログインします。
現時点で申し込み可能な銘柄は “book building” と表示されているものです。各銘柄株の株にある”Info Lebih Lanjut”をクリック
② IPOの仮条件が記載されています。確認したら、右欄の”Pesan”へ進みます。
③ 申込フォームのページにて、価格と申込ロット(1ロット:100株)を入力し、下部の ”KIRIM”をクリック。
指示に従ってショートメッセージを使った本人認証を行い、すべての申し込み手続き完了です。
【注意点】
・公募価格にレンジが設定されていますが、ここは上限で記載するのが基本です。公募価格が最終的に低くなれば、買い付け価格もその分減額されます。仮条件の際に上限を提示していても不利益はほとんどありません。
・実際の当選株式数は “Book Building”後に確定します。申し込みした株式数が必ず当たるわけではありません。
公募価格の確認 ~ 代金支払い
” Book Building ” 期間が終わり、需要予測が完了すると最終的な公募価格が決定します。(“Penawaran Umum”)
公募価格が最終確定したことへの同意を求めるメールが来ます。ログインして承認してください。
同時に、自身の証券口座にIPO代金以上の残高があることを確認してください。”Penawaran Umum”の最終日に証券会社がIPO代金の全額を預かります。
株式の最終割り当て
通常は、”Penawaran Umum”の翌営業日に最終割当株式数が決定します。
“Distribusi”の期間にアカウント上は割当株式が交付され、割り当てられなかった残額は口座へ返金されます。
割当株式が実際に市場に上場に売買可能となるのは ” Tanggal Pencatatan “です。
コメント
[…] IPOへの応募方法手順についてはこちらを参照してください。 […]