証券会社から月末レポートが到着しましたので、2021年9月度(3Q)の株式市況の総括と個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。
2021年9月度(3Q)
インドネシア総合指数(IHSG) の推移
5,985ポイント ⇒ 6,287ポイント +302 ポイント +5.0%
直近最高値の6,500ポイントを抜けたら、次は史上最高値の6,700ポイントを目指しそうな面白いチャートです。
2021年9月度3Q 市場動向概要
【トピック】Bukalapaokを筆頭にIPOラッシュ!
IPOのタイミングを見計らっていた企業が、ここにきて続々とIPOを果たしました。
特に近頃は世界の株式相場が安定したこと、インドネシアでのコロナ感染の収束してきたことから2021年9月には10社ものIPOが成立となりました。
これらのIPOのうち、最も注目を浴びた銘柄は、eコマース大手のPT Bukalapak.com tbk(BUKA)です。
Bukalapakはインドネシア第3位のeコマースのマーケットプレイヤーであり、またeコマース業界は、このところ積極的な買いが発生しているテーマ株でもあります。
こちらのエントリーも参照 → 【2021年最新】今、最も買われている銘柄を分析!
非常に注目度の高いIPO銘柄のため、応募が殺到していたようですが、公募価格があまりに強気に設定されていたこともあり、現在は公募価格を下回る株価で推移しています。
【個人成績】総合運用成績がついにプラス転換
確定利益 +33百万ルピア 受取配当金 +7百万ルピア
前四半期の含み益▲39百万ルピア ⇒含み益▲1百万ルピア
2021年度3Q迄の総合運用成績は +38百万円 ルピア
IPOの割当てを受けた銘柄では、初値売却で堅実に確定利益を積み上げました。
また、コロナ収束により一斉に経済活動が再開され、コモディティ価格の上昇がみられています。インドネシアの主な輸出品である石炭の価格上昇に伴い、石炭銘柄の株価が上向いてきたことから、大きく含み損が減少しました。