【おすすめ銘柄】ピザハット株は今が超絶割安!?

アメリカの宅配ピザ大手のPizza Hutのフランチャイズ運営をインドネシアで行っているのが、インドネシアで上場を果たしているサリムラティ・クンチャナ(PZZA)です。

HPはこちら参照



1987年から営業しており店舗数は500店舗以上と知名度はインドネシアでも抜群です。


販売形態は以下の3つ
・ピザハットデリバリー(PHD)  261店舗
・ピザハットレストラン(PHR) 243店舗
・ピザハットエクスプレス※ 14店舗

※ピザハットエクスプレスは、2018年度からの新業態。モールのフードコートへの出店形態で、現在14店舗のみ。

 

日本ではデリバリーピザが主流ですが、ジャカルタの多くのモールでレストラン(PHR)として出店されています。他の飲食店と比較しても集客率は高くインドネシア国民にそのブランドが浸透しています。

当然ながら豚を一切使わないメニューとなっており、ハラル認証取得済みです。

管理人
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ピザだけでなく、サラダバーやパスタ等のメニューもあり日本のファミレスに近い印象です。


粗利率は脅威の70%!

ピザハットのビジネスの特徴は、その圧倒的な粗利率です。

メイン商品であるピザは小麦粉をベースとした生地にチーズや野菜をトッピングしただけですので大した原価はかからず、粗利率は約70%を確保しています。

管理人
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もちろん、この他に固定的な原価として人件費25%・土地・建物代10%といった費用負担もありますがそれでも十分な利益が残ります。


ROE(資本利益率)もコロナ以前までは30%前半で推移しており収益性の高いビジネスと評価できます。

気になる新型コロナウィルスの影響は?

インドネシアではコロナウィルスへの対策として大規模社会制限が実施され、多くのモールで営業規制が実施されました。

レストラン形態(PHR)は大打撃を受けましだが、2020年6月期(2Q)の決算数値をみると、ぎりぎりではありますが黒字確保しています。

管理人
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他の飲食業が軒並み赤字決算となっている中ではだいぶ健闘しています。


地域別の売上高を見てみると、大規模社会制限のあったジャカルタ地域での売上が2割減となったことが業績悪化の原因です。

とはいえ、それでも8割の売上を確保できたのは、近年のGo-foodなどのデリバリーアプリを利用して売上を確保できたためです。

ピザハットはコロナ前から、いち早くこのようなデリバリーアプリで積極的なプロモーションをかけており顧客の囲い込みに成功している印象です。

 

管理人
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今後は、デリバリーへ特化するなどの業態変化を行うのではないかと予想しています。


株価がIDR 600前後なら

直近の株価はIDR 650前後まで下落しており、2020年3月期(1Q)の一株当たり純資産(BPS)IDR 418に近づいています。

コロナ前はIDR 900~IDR 1,000で株価が推移しましたので、
現在の株価は相当割安であると思えます。

 

ずばり、PZZA株はIDR 600前後で買い!

というのが私の予想です。


利益水準が大規模社会制限が緩和された2020年3Q以降はコロナ以前の利益水準に戻れば、長期的にはにはIDR 1,200程度まで続伸するのではないかと思いますが短期的な利確ポイントとして、IDR 800~IDR 900に設定しています。