【運用結果】2023年9月度 (3Q)株式投資の損益報告

証券会社から月末レポートが到着しましたので、2023年9月度(3Q)の株式市況の総括と個人的な月次運用報告を中心にお知らせしたいと思います。

2023年9月度(3Q)
インドネシア総合指数(IHSG) の推移

6,661ポイント ⇒ 6,940ポイント +279ポイント +4.1%

2023年9月度 3Q 市場動向概要

【トピック】危うい中国経済、インフレに悩む米国経済

中国経済を牽引してきた不動産業の経営不振やシャードバンク問題で中国経済の陰りが明確となっています。

一方の米国株もしつこいインフレ退治がうまくいっておらず、金利引き上げの懸念がいつまでたってもぬぐえません。

管理人
管理人
ビックテック銘柄もここのところ鳴かず飛ばず….

一方で、インドネシアでは、ここ数年の米ドルの一方的な通貨高の影響で、1米ドル15,700ルピアまでルピア安が続いたことからインドネシア中央銀行が為替介入を行っています。ただし、ルピアだけが通貨安というわけではなく日本円や新興国通貨も通貨安が進んでいますのであくまでルピア安への牽制と取られるべきだと思います。

管理人
管理人
外貨準備金も十分に積んでありますので、直近でのインドネシア通貨危機の懸念はほとんどないと思います。


【個人成績】インドネシア株の大半を売却完了!

確定利益 +61百万ルピア受取配当金 +8百万ルピア

前四半期の含み益+10百万ルピア ⇒含み益 ▲8百万ルピア

2023年3Q累計の総合運用成績は +141百万ルピア

ここ3か月で長期保有株は一旦売却、含み益をほぼ全て掃き出しました。
一部、市場での売買が成立しなかったものだけ残っていますがさらに少しづつ売却する予定です。

2023年10月上旬にパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃し、イスラエルと戦争状況となってしまいました。

米国やアラブ諸国の動向はもちろんのこと、インドネシアでも来年の大統領選を睨んでこれを政治パフォーマンスに利用する候補者も出てくるのではないかと想定されます。このようなパフォーマンスに踊らされやすいインドネシア人の国民性も相まって、次期大統領が確定するまで為替や株式市場が不安定となる可能性があります。[/word_balloon]